高校を卒業後、総合商社で営業や店舗運営を経験。その後、企業の業績不振を理由に、48歳で退職を決意。2013年1月には教室を拡張し80名超の生徒を抱える。

会社を退職後、行政書士になろうと猛勉強をはじめましたが苦難の連続でした。そこで開業の道も探るようになり、アントレnetで見つけたのがヒーローズ。塾を選んだのは、少ない開業資金ではじめられるから。また、サラリーマン時代に忙しさにかまけて、息子3人の勉強を妻に任せきりにしてしまったことに対する後悔の念も、私の背中を後押ししました。残りの人生を子供たちと向き合って生きていこうと考えたのです。

説明会では社長から直接「大丈夫、一緒にがんばりましょう」と言っていただき加盟を決意しました。開業にあたり心強かったのがマーケティングデータの分析。分析の結果「ここなら近隣にマンモス中学校があり、十分に採算を見込めます」と太鼓判を押してくださったので、塾のことを何も知らない私も自信を持ってチャレンジすることができました。

私は壁にぶつかるたびに、自ら掲げた「すべては、子供たちのために。」この基本理念に立ち返り、小さなイノベーションを重ねてきました。「先生、受かったよ!」その言葉が、売上が伸びることなんかよりも、ずっとうれしい。だから儲けが出ると、生徒にテキストを無料でプレゼントするなど、すべて還元してしまいます。