前職は精神障がい者福祉施設の職員。学生時代のボランティア経験をきっかけに、障がい者福祉に携わってきた。独立後も人の役に立ちたいという思いは同じ。教育事業を通して地域、そして日本の未来創りに貢献したい。

東日本大震災後、被災地で子どもたちに勉強を教えるボランティアをしたことがきっかけで塾の開校を決意しました。避難所で子どもたちに勉強を教える中で「この、がれきの中から次の日本を創る子どもたちを育てたい」という思いが強くなっていったんです。ヒーローズを選んだのは鈴木社長の理念に共感したからです。「子どもたちにやればできるという自信を与え、社会貢献できる人材に育てたい」など、教育への思いに感動し「一緒にやろう」と決めました。

開校までは、本部との二人三脚といった感じでした。直営校での研修で生徒への指導やカリキュラムの制作方法など、教室運営に必要な知識を習得。候補物件を伝えると迅速に商圏調査の結果を送ってくれるなど、開校場所を決める際も大変お世話になりました。開校前後は本部の方が何度も来てくれて、効果的なチラシ配布や保護者面談の方法を教えてくれたり、講師採用の面接に同席してくれたり、きめ細かくサポートしてもらいました。

開校当初は個々の要望がつかめず、両国校(東京都)のオーナーに頻繁に相談。具体的な解決策を教えてくれるので助かりました。おかげで当初5名だった生徒数が、2ヵ月で20名、4ヵ月で30名、8ヵ月で50名に増加。ほとんどが在校生や保護者の方からの紹介です。生徒数の増加は本部や先輩オーナーのアドバイスを受け“その子のために本気になる”をモットーに努力してきた結果。今後も、1人でも多くのヒーローを育てるために全力を尽くします。